南国の青空に響いたあのエール。プーケット補習校の大運動会が想像の100倍ガチで熱かった話

補習校ブログ
常夏の楽園で、あの泥臭い青春の記憶がフラッシュバックするなんて誰が想像しただろう。
 
見上げた空は、吸い込まれそうなほど真っ青な快晴。絶好の運動会日和に恵まれたこの日、年に一度のプーケット補習校大運動会が幕を開けました。海外の補習校と聞くと、こじんまりとしたイベントを想像する人もいるかもしれません。でも、その予想は開始数分で完全に裏切られることになります。
 

ここは日本の小学校?思わず二度見した本格的すぎるグラウンド

グラウンドに足を踏み入れてまず度肝を抜かれたのが、揃いに揃った本格的な備品たちでした。
 
目の前にそびえ立つ玉入れの籠を見た瞬間、自分の小学校を卒業して以来ずっと眠っていた記憶が一気に呼び覚まされます。タイの離島で、まさかあのカゴに紅白の玉を投げ込む日が来るなんて誰が思うでしょうか。
 
これらはJCC(バンコク日本人商工会議所)をはじめとする各団体から温かい思いとともに寄贈されてきた大切な宝物たち。海外という環境にあっても、子どもたちに日本と同じ本物の体験を届けたいという熱い想いが、この風景を作り出していました。
 
そして今回、その熱気をさらに何倍にも跳ね上げた立役者が、文科省系の団体から寄付された真新しいアンプでした。
 
今の時代らしくスマホからBluetoothでサッと繋ぐだけで、グラウンドの隅々まで響き渡る運動会の定番ソング。やっぱり、あの胸を焦がすような音楽があるのとないのとでは空気の締まり方がまるで違います。イントロが流れた瞬間、南国のグラウンドが一瞬にして日本の熱狂的な校庭へと姿を変えました。
 

前半戦のハイライト、大人が本気を見せた綱引き

プログラムは障害物リレー、応援合戦、借り物競争、二人三脚と、息をつく暇もないほど充実したラインナップ。その中でも前半戦に最大のボルテージを記録したのが綱引きでした。
 
1回戦と2回戦は、熱気を上げながら小さな手で必死にロープを引く子どもたちの真剣勝負。そして迎えた運命の3回戦、保護者たちが参戦した瞬間に空気の色が変わります。
 
子どもの前でカッコいい背中を見せたい大人たちが、一切の手加減なしでロープに全体重を預ける姿はまさに圧巻。大人も子どもも関係なく声を枯らして叫び、引き合い、体育館全体が一体となって揺れ動くような凄まじい盛り上がりを見せました。
 

奇跡の逆転劇と、青空の下で生まれた確かな絆

しかし、本当のドラマは最後の最後に待っていました。
 
運動会の花形であり、最終種目のバトンタッチリレー。走者一人ひとりが託すバトンに、チーム全員の想いが乗っかります。トラックを駆け抜ける足音と、割れんばかりの声援。
息をのむデッドヒートの末、最後に劇的な逆転勝利をもぎ取ったのは青組でした。
 
ゴールテープが切られた瞬間、歓喜の叫びとともに生まれた大逆転のドラマ。ドラマの結末のような展開に、見守る誰もが胸を熱くさせられました。
 
見事に勝利を掴み取った青チームの皆さん、優勝本当におめでとうございます。そして、あと一歩のところで涙をのんだ黄色組。あの全力で走った悔しさは、必ず来年の強いバネになるはずです。
 
日本から遠く離れた南国の島で、これほどまでに熱く、温かく、真っ直ぐな感動を分かち合えた最高の一日。全力で駆け抜けた子どもたちはもちろん、準備から運営まで全力で支えてくださった保護者の皆様、そして先生方、本当にお疲れ様でした。

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