SNSで「今一番トガってるカフェ」と噂の空間に、日本人として少し厳しい目でチェックしに行ってきました。
注文したのは「ブーケ」と「濃厚な一杯」。コーヒーを捨てた究極の専門店の正体
「コーヒーはありません」
もしあなたがカフェに入ってこう告げられたら、どう思いますか?
カフェ巡りがライフスタイルの一部になっているZ世代の間で、今とんでもない注目を集めている場所があります。それが、あえて「コーヒー」という王道を完全に排除し、抹茶だけにすべてを賭けたコンセプトショップ「Matcha Therapy」です。
表参道や京都の本格スタンドとも一線を画す、この最先端の空間に潜入したリアルな体験談をお届けします。
ミニマリズムを極めた、洗練の空間
扉を開けた瞬間に広がるのは、無駄な装飾を一切削ぎ落とした洗練されたモダンな空間。
いわゆる「和風の茶室」をイメージしていくと、良い意味で裏切られます。コンクリートと計算された照明が織りなす空間は、どこを切り取っても洗練されており、静かに自分と向き合うためのまさに「テラピー(治療・癒やし)」のような空気感が漂っています。
「コーヒーなし」がもたらす、圧倒的な抹茶特化メニュー
このお店の最大の特徴は、潔いほど抹茶に特化したメニュー構成です。
前述の通り、カフェの定番であるコーヒーは一切置いていません。その代わりに、抹茶ラテやストレートの抹茶はもちろん、他ではお目にかかれないクリエイティブな抹茶アレンジメニューがズラリと並びます。
本場をよく知る日本人として、少しドキドキしながら一口飲んでみました。
「普通に、めちゃくちゃ美味しい。」
クリーミーでありながら、抹茶特有の上質な苦味と旨味がしっかりと口の中に広がります。決して映えだけを狙った安易な味ではなく、素材へのこだわりが真っ直ぐに伝わってくるクオリティです。
正直に言います。コスパを求める人には向かない
ただ、ここで一つリアルな現実をお伝えしておきます。
値段は正直、高めです。
フラッと毎日通うようなカジュアルなカフェの価格帯ではありません。しかし、この徹底的に洗練された空間代、そしてコーヒーを排除してまで抹茶の質を突き詰めた専門店としての「体験」に投資できるかどうかが、この店を楽しめるかの境界線になります。特別な日のリフレッシュや、自分へのご褒美として訪れるのが正解かもしれません。
空間を彩るもう一つの仕掛け「alisse」のブーケ
さらにこの場所を特別にしているのが、店内にあるフラワーブランド「alisse」の存在です。
なんとここでは、美味しい抹茶を味わいながら、同時に美しくデザインされたブーケを注文することができます。洗練された空間の中で緑の抹茶をすする傍ら、色鮮やかな花々が五感を刺激してくる感覚は、まさに新感覚のテラピー。大切な人へのサプライズや、自分のお部屋をアップデートするための花を、抹茶の出来上がりを待ちながら選ぶ時間は最高に贅沢なひとときです。
単にお腹を満たすためではなく、五感を研ぎ澄まして「空間と体験」を消費する。そんな次世代のトレンドを象徴するようなMatcha Therapy、あなたならこの強気の価格と洗練された一杯に、いくら払いますか?

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