タイの味の素!が手掛けるインスタント麺『YumYum』を一通り試食してみた件

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タイのインスタント麺と聞いて、何を思い浮かべますか?
多くの人はこう答えるでしょう——「MAMA(ママー)」と。

それもそのはず。タイではインスタント麺=MAMAと言っても過言ではなく、まさに“国民食”の貫禄。まるで日本における「ウォシュレット」や「カップヌードル」のように、その名がジャンルそのものを指す存在になっています。

でも、そんな天下のMAMAに挑む者がいるのを知っていますか?

その名も『YumYum(ヤムヤム)』。タイの味の素が展開する、もう一つのインスタント麺ブランドです。
正直言って、私もこれまで「70回に1回くらい」の頻度でしかYumYumに手を出してきませんでした。でも、ある日コンビニで見かけたその新パッケージが、なぜかまばゆい光を放っていたんです。…これは何かの啓示か?

というわけで、YumYumを大人買いして全種類を食べ比べてみました。

まず感じたのは、麺の食感。意外ともちもちとしていて、これが美味い!
タイのインスタント麺は基本的に「コシより柔らかさ重視」な傾向があり、MAMAなんかはわりとクタクタなんですが、YumYumの袋麺はしっかりとした弾力があって、日本人好みの“もっちり感”がありました。

ところが——スープには、思わず首をかしげてしまう場面も。

正直に言うと、日本人の味覚とはあまり相性がよくない印象です。特に袋麺タイプのスープは、独特の香りと風味が強く、「タイの屋台の空気を缶詰にしたらこうなるかも?」といった濃さ。ちょっと化学調味料的な風味も感じられ、好みが分かれるところでしょう。

「クセが強い」では済まされないレベルで胃がビックリしてしまった……という感覚を覚えたのも正直なところ。でも、これは完全に私の舌の問題です。現地の人にとっては、このパンチこそが「美味しさ」なのかもしれません。

その点、スープなしの“ドライタイプ”は正解。味付けがよりシンプルになり、麺の良さがしっかり際立っていて、「これはアリだ!」と思えました。

結論:最強はYumYumでもMAMAでもない、〇〇だった…?

というわけで、YumYumは「麺よし、スープは選ぶ、ドライはアリ」という結論に。
とはいえ、最強の称号を与えるなら…実は「タイ日清」のインスタント麺が頭ひとつもとおも抜きん出ているんです。特に袋麺は、味の完成度とバランスがすごい。まさに日タイ融合の奇跡。

インスタント麺好きなあなたも、ぜひ食べ比べてみてください。
“本当にうまい一杯”は、意外なところに転がってるかもしれません。

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