「人間」って、なんで「人」の「間」って書くか知ってますか?
9月20日、南国プーケットの空の下…は暑いので、体育館の中で、プーケット補習授業校の運動会が開催されました。
「運動会」と聞くと、あなたはどんな光景を思い浮かべますか?ただの勝ち負け?順位争い?
今年の補習校の運動会は、その常識をぶち壊しました。熱狂、感動、そして「チームワーク」。これこそが、このイベントが盛り上がった最大の理由なんです。
【ヤバすぎ】大人も本気!涙腺崩壊レベルの熱戦💥
運動会は朝早くから正午お昼まで、まさに熱狂の連続でした。
1.選手宣誓の裏側にある「覚悟」
開会式。マイクの前に立ったのは、堂々とした表情の代表選手たち。実はこの宣誓、シラチャ日本人学校での特定指導の際にも練習を重ねた「魂の宣誓」だったんです。声の大きさ、間の取り方、視線。練習の成果がバチッとハマり、会場のボルテージは一気にMAXへ!彼らの「やるぞ!」という覚悟が、空気をビリビリと震わせました。
2.大人もガチで腰を落とす!「綱引き」の泥臭さ
まさか、ここまでの熱戦になるとは…。大人も子供も関係なし。顔を真っ赤にして叫びながらロープを引き合う綱引きは、まさに泥臭くも美しいチームバトルの象徴でした。普段はクールなパパ・ママたちが、本気で声を張り上げ、力を出し切る姿に、子供たちも目を輝かせていました。
3.借り物リレーと玉入れの「化学反応」
定番の玉入れ競争や、爆笑必至の借り物リレー。特に借り物リレーでは、「腕時計をしている人」なんてお題が出て、会場を駆け回る参加者たち。なんと、この日のために駆けつけてくれた卒業生や外部の参加者も多数!予期せぬ再会や、世代を超えた助け合いが、競技を越えたドラマを生み出しました。
4.最高の感動!「色別対抗バトン・リレー」の奇跡
そして、クライマックスは全員参加!の色別対抗バトン・リレー。一人一人の走りは短距離。だけど、そのバトン一つ一つに、今まで練習した努力、仲間への信頼、そして「絶対勝つ!」という想いが詰まっていました。バトンが繋がるたびに生まれる奇跡のような一体感。勝敗を超えた感動が、会場全体を包み込みました。
「勝っても負けても」今日一番の成果は○○だった
この運動会には、短距離競争や障害物競走といった純粋な個人競技もありました。でも、本当に大切にされていたのは、それらの「勝ち負け」ではありません。
プーケット補習校がこの運動会を通して伝えたかったメッセージ。それは、「チームワーク」です。
競技を通じて、仲間と助け合い、励まし合い、協力しあうこと。
そう、最初に戻ります。「人間」という文字が、「人」と「間」で成り立っているように、私たちは一人では生きていけません。人と人の「間」で、支え合ってこそ、私たちは”人間”であるのです。
だからこそ、勝っても負けても、今日の最大の成果とは、どれだけチームワークを最大限に発揮できたかという、数値化できない宝物だったのです。
もちろん、初級クラスの堂々とした朗読披露も、彼らが「言葉」を通してチームで何かを伝える努力の成果だったと言えるでしょう。
このプーケットの熱い一日が教えてくれたこと。それは、人生は「一人で走る短距離走」ではなく、「仲間と繋ぐリレー」だということ。
あなたの人生のバトンは、今、誰に繋がっていますか?
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