【第5回 金曜マーケット】プーケット補習校・国際部が恵方巻を販売!今回は…何故? 補習校ブログ 2025.02.15 南国タイ・プーケット。カラフルな屋台が立ち並ぶ金曜マーケットで、ひときわ異彩を放つ日本スタイルの巻き寿司が注目を集めました。しかし、その裏では思わぬ苦戦と反省会が開かれていたのです——。 目次 元寿司職人が挑んだ“本気の恵方巻”「寿司一巻10バーツ」が常識の地でなぜ恵方巻だったのか?それでも「完売」で得たもの 元寿司職人が挑んだ“本気の恵方巻” ある2月の涼しい夕暮れ。プーケット補習校・国際部のブースでは、一本一本丹精込めた「恵方巻」が並んでいました。作り手は元寿司職人。具材のバランス、海苔の香り、酢飯の絶妙な味わい。私たち日本人スタッフが試食した瞬間、全員が目を輝かせました。「これ、間違いなく売れる!」そう確信して迎えた販売当日。しかし現実は——。 「寿司一巻10バーツ」が常識の地で タイでは、屋台で売られる寿司は一貫5〜10バーツ(約20〜40円)が相場。最初は「本格的だから、この値段でいける」と自信満々でした。しかし、午後6時を過ぎ、客足もまばらになり始めても、まだ恵方巻が数個売れ残っています。焦るスタッフ。最後はやむなく値下げして完売しました。胸を撫で下ろしつつも、「もっと多くの人にこの味を届けたかった」という反省点も正直、残りました。 なぜ恵方巻だったのか? 実は、この恵方巻、関東出身の私も成人するまで存在を知りませんでした。元々は大阪発祥の“非伝統の食文化”。それが2000年以降、一気に全国に広まり、今や節分=恵方巻が当たり前になったのです。「2025年の恵方は西南西!」そんなポップまで用意して臨みましたが、正直、こちらも反応は薄かったですね。 それでも「完売」で得たもの 結果的には、値下げと歩き売りでなんとか完売。他の出店者さんにも助けていただき、「ありがとうございました!」と安堵の笑顔で締めくくりました。価格設定に苦戦したとはいえ、本場の味に挑戦したことは、確実に私たちの一歩前進。次回、私たちはどう工夫するのか? プーケット補習校・国際部が出店する金曜マーケットの進化にご期待ください!
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