タイの学校で味わった日本文化の熱狂、サトリープーケットの文化祭

レッドカーペットが敷かれた会場に足を踏み入れた瞬間、まるで映画のプレミアに招かれたかのような大歓声に包まれました。プーケットの名門校、サトリープーケット学校の文化祭。その日本語学科に在籍する120名もの生徒たちが、私たちを迎えてくれました。

タイの皆さんの盛り上がりは本当に特別です。この文化祭でも例外ではありませんでした。歓声はまるで会場全体がひとつの鼓動を打つかのよう。日本文化への興味と愛情が、彼らの表情やパフォーマンスの端々から溢れ出ていました。

舞台では、演劇やダンスといった数々のパフォーマンスが繰り広げられ、その一つひとつが息を呑むほどの完成度。特に日本語を流暢に話しながら演じる彼らの姿には、心から感動しました。「言葉」という壁を越えて、日本文化がタイの若者たちに深く根付いていることを、肌で感じられる貴重な瞬間でした。

文化の架け橋となる彼らの姿に、これからの可能性を見出さずにはいられませんでした。タイと日本、二つの国がこうして互いに理解し、尊敬し合う瞬間が、未来をさらに明るく照らしてくれるでしょう。