「年6回」
これ、何の数字だと思いますか?
私が持ってるクレジットカードで、空港ラウンジを無料で使える回数です。多い?少ない?まぁ、人それぞれですよね。でも、本当に大事なのは回数じゃない。
その貴重な1回を、どこで使うか。この一点に尽きると、私は思うんです。
旅好きなら一度は憧れる空港ラウンジ。フライト前の時間を、喧騒から離れた特別な空間で過ごす…なんて贅沢な響き。でも、プライオリティパスやカードの特典って、大体回数制限がありますよね?無制限だぜ!って強者もいるかもだけど、多くの人は私と同じはず。
だからこそ、その1回は絶対にハズしたくない。
これまで私は「せっかくだから色々な国で試したい!」という好奇心から、アメリカ、ヨーロッパ、インド…と、各国のラウンジに突撃してきました。
そして、年間6回という限られた権利を使い、世界を巡って辿り着いた、たった一つの答え。
結論から言おう。空港ラウンジの年間パスは、全て「日本」で使い切るのが“最適解”だ。
これはもはや好みの問題じゃない。拮抗していない、断トツなんです。これから海外旅行を控えているあなたにこそ、声を大にして伝えたい。その貴重な1回、海外で「なんとなく」使って、後悔していませんか?
天国と地獄…ラウンジは国ガチャであるという現実
その光景は、まるで時が止まったかのようでした。
あえて名前は言いませんが、先日訪れた、とある国際空港のラウンジ。期待に胸を膨らませて入ったものの、そこにあったのは数種類の気の抜けた料理。人もまばらで、活気という言葉からは程遠い空間。言葉にするのは難しいんですが、「洗練されていない」という表現が良さそうなものでしょうか。「え、ここで貴重な1回を…?」正直、泣きたくなりました。国内線ラウンジも、まぁ…お察しです。
もちろん、海外が全てダメなわけじゃない。
インドのラウンジは良かったです。数種類の本格的なカレーがビュッフェ台にズラリと並び、スパイスの香りが食欲をそそる。「これぞインド!」という体験ができて、あれはあれで大満足。旅の思い出としては100点です。
でも、考えてみてほしいんです。
私たちがラウンジに求めるものって、本当に「その国ならではの尖った体験」だけでしょうか?
私たちが本当に求めるのは「安定した幸福」だった
フライト前って、どこか気持ちが落ち着かないもの。荷物の最終チェック、搭乗時間への気遣い、そして旅への期待と少しの不安。
そんな時、私たちが心から欲しているのは、刺激的な体験よりも**「約束された快適さ」**なのではないでしょうか。
日本の空港ラウンジには、それがあります。
入った瞬間に感じる清潔感。キンキンに冷えたビールサーバーから注がれる、完璧な泡の生ビール。温かいお味噌汁や、絶妙な塩加減のシャケおにぎり。どの席にも当たり前のように完備されたコンセント。そして、何よりスタッフの方々のきめ細やかな「おもてなし」。
これが日本のスタンダード。世界のどこを探しても、この「当たり前」のレベルの高さには敵わない。アメリカのラウンジでスナック菓子をかじり、ヨーロッパのラウンジでぬるいコーヒーをすすり、私は心の底から実感したんです。
ああ、日本のラウンジが恋しい、と。
さあ、最強のラウンジ体験を語ろう
旅の始まりと終わりを彩る空港ラウンジ。
その限られた権利を、一か八かの「海外ガチャ」に使うのか。それとも、出発前に最高のコンディションを整え、帰国後に「やっぱり日本が一番だな」と心から安らぐために、国内で使うのか。
私は、後者を強く、強く、オススメします。
この記事を読んだあなたにこそ聞きたい。
「いや、海外の〇〇ラウンジが最強だから!」 「日本の〇〇空港のラウンジは、レベルが違う!」
そんなアツい反論や、あなただけの“推しラウンジ”はありませんか?
私の『ニッポン最強説』、覆せるもんなら覆してみてくれ! コメント欄で、あなただけの最強ラウンジ、教えてください。
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